女神(アテナ)!大いなる愛 感想(ネタバレあり)

久しぶりに読みふけってました。

聖闘士星矢アニメ・スペシャル3に掲載されていた番外編小説。アニメの脚本を手がけた菅良幸さんが執筆、荒木伸吾さんと姫野美智さんによる挿絵つきという豪華な小説です(^^)。内容は十二宮編〜アスガルド編の間の話で主人公は沙織さん。


聖域の外れに人知れずひっそりと建つ古びた小さな宮、"女神(アテナ)の泉"と呼ばれる聖闘士たちの集中治療室で、星矢たちは治療を受けていた。
沙織はそんな星矢を案じて彼の元へ向かおうと、アテナの泉へ小走りで駆ける。
だが、そんな沙織の前にムウが立ちはだかる。その時沙織はアテナに似つかわしくない戸惑いの表情を浮かべた。ムウに今の自分の心がすべて見透かされていることを悟ったからだった。
今の自分は、神ではなく、城戸沙織という人間であること。
だが、沙織はどんなに罪の意識を感じようとも、今の自分、何より自分の星矢への想いを抑えることはできなかった。
(万一、星矢を失うようなことがあれば……)
そう考えただけで、自制心など身に纏った絹の衣ほど軽くなってしまう沙織。
「どいて下さい、ムウ!」
ムウの傍らを通り抜けようとする沙織に、ムウは静かに言うのだった。
「アテナの愛がひとりの聖闘士のみに注がれることは許されない……アテナの愛はすべての者に平等でなくてはならないのです」
ムウは戸惑う沙織にアテナの泉の由来を話して聞かせるのだった。
「もはやあなたはただの少女ではない。この邪悪はびこる現代に甦ったアテナとして、これからも想像を絶する戦いに立ち向かっていかなければならないのです」

(アテナの……愛とは……)
ムウの助言に従い城戸邸に戻った後も、ムウの言葉は沙織に重くのしかかっていた。
だがムウの言葉は皮肉にも、沙織が一人の聖闘士―星矢を愛していることをはっきり気づかせたのである。


久しぶりに読んでみましたが、星矢を想う沙織さんの想いとか、愛情とか、切々と伝わってきて、やっぱり星矢×沙織もこの小説も大好きだと改めて実感。
星矢の様子が気になるあまり、アテナの泉まで小走りで駆けて向かう沙織さんがいいんですよね。
だって、あの沙織さんが走ってるんですよ!しかも星矢の元に向かって!!
アニメでもこのエピソードやってほしかったです。
アテナである以上、星矢一人だけを愛してはいけないのかと悩む沙織さんも、健気で、健気で、可愛いです(^^)。

星矢と沙織の思い出の場所(城戸邸の庭の樅の樹)があって、食事を抜きにされてお腹を空かせている星矢に沙織がサンドイッチを差し入れしようとして断られる子供時代の話も、星矢と沙織、お互いの頑固さや不器用さが出てて大好きです。
沙織さんは小さい頃から星矢に自分と似たものを感じていて、自分を嫌う星矢を責めながらも心の中ではずっと星矢を意識して救いを求めていたんですね〜。沙織は幼い頃から星矢が好きだったというような描写がされていて、これもまた沙織さんの星矢への想いを引き立たせてます。

沙織さんを静かに見守るムウもまたいいんですよね〜v別にアテナが一人の聖闘士を愛することを禁じたわけではなく、一人を愛せない者により多くの人々を愛せるはずがないことを沙織に悟らせたわけですから。…恋愛するのはかまいませんがおおっぴらにしないでまずは仕事(戦い)優先でやって下さいねってことかもしれませんが(^^;)。


読んでない人は必読〜☆
でもアニメ・スペシャル自体入手困難なので、今ではすっかり埋もれてしまっているのが残念です(><)。
ご案内
初めていらした方はこちらを先にご覧ください。ご覧にならずに、ブログを閲覧後、不快に感じられましても当方では一切責任を負いかねます。
カレンダー
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
アナログ時計(黒)
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
検索・サーチエンジン
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
  • seo